岐阜の歯医者さん「赤塚歯科医院」 歯周内科治療は薬の力で歯周病(歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏)の原因菌を直接叩いて治す治療方法です。

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薬で治す歯周病「歯周内科治療」

薬で治す歯周病! 新しい内科的治療法「歯周内科治療」
歯周病でお困りの方は大勢おられます。
歯ぐきかの出血や、歯のグラグラなど、このままでは歯を失う可能性のある方々です。
一生懸命治療しているはずなのに、なかなか改善が見られず苦労されている方も大勢います。
歯周病は細菌による感染症です!
スピロヘータなどの真正細菌や、真菌(カビ)や原虫(歯肉アメーバ)などの
お口の中の微生物による感染症です。
健康なお口の環境を取り戻すには、
あなたの歯周病に関与している細菌を特定し、
あなたにあった治療方法で改善に努めることが重要です。
この考えに基づいて生まれたのが歯周内科治療です。
歯周病だいじょうぶ? 歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏セルフチェック
キレイなお口で口臭もNO!

細菌性の炎症など、歯肉に何らかの疾患を抱えている方は20代以上では約40%前後という調査結果が出ています。(厚生労働省:平成28年歯科疾患実態調査結果より)

歯周病は歯を失うだけでなく、口臭も悪化させます。

次のような症状のある方は要注意!
気になる方はお口のチェックから始めてみましょう。

歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏セルフチェック

歯周病は感染症(うつる病気)です。
生活を共にしている方がいる場合は、一緒に歯周内科治療を受診されることをお勧めします。


薬で治す歯周内科治療
あなたの歯周病の原因菌はどんな微生物?
歯周病・・・何で治らないんだろう…

歯周病で苦労された方は、基本的な治療だけで歯周病を治すということがどれほど困難なことかよくご存知だと思います。

一般的な歯周病治療では歯周病の原因となっている細菌(微生物)を特定するようなことはしません。
歯科医院での治療とご家庭での口腔ケアを徹底的におこなって衛生的な口腔環境をつくる治療が歯周病の基本的な治療とされているためです。
しかし、患者様に「歯の大切さ、失うことのリスク」を説明し、モチベーションを高めても、きちんとした口腔ケアを継続することが難しく、歯周病がなかなか改善しないということがよくあります。

どうすれば歯周病から歯を守ることができるのか・・・?
歯周内科治療
そんな時に現れたのが、

内科的な治療方法 歯周内科治療!

歯周内科治療は一般的な歯周病の治療(外科的治療とインフォームド・コンセント)に内科的治療および位相差顕微鏡による口腔内の歯周病の原因(微生物)調査が加わった歯周病治療システムです。

歯周病は感染症ですから、原因を突き止めることができれば、より適切に対処できます。

歯周病がなかなか治らないとお困りの方は、まずお口の検査から始めてみましょう!

歯周内科治療を実現する位相差顕微鏡システム
位相差顕微鏡と歯周内科治療システム

歯周内科治療では位相差顕微鏡を用いて原因菌を調べることから始めます。
歯周病の状態や原因菌の種類によって治療内容も変わってきます。

治療によってお口の中の原因菌が減っていく様にはきっとビックリされることでしょう!

歯周内科治療のメリット

歯周内科治療はそもそも痛みを伴う治療ではない

細菌を特定してから治療するため除菌効率が高い

細菌に作用する薬を用いるため、通常の歯周治療よりも改善効果を期待できる

歯の動揺(グラグラ)や歯を喪失するリスクを低減できる

歯周内科治療のデメリット

保険診療ではないので治療費が高額

妊娠中・授乳中、薬剤アレルギー、肝機能障害のある方は適応外となる場合がある

歯周病は感染症でもあるので再発リスクは避けられない

内服薬の影響によりお腹が緩くなることがある

喫煙者は治療効果が薄れたり、再発リスクが高い(禁煙も必要)

処方薬を適切に服用しないと効果が出にくい

改善までにかかる治療費等(自由診療)
通院回数 初診を含めて4回
治療期間 概ね6ヶ月程度 ※初診から治療終了までの期間
治療費(自由診療) ¥88、000(税込)
歯周病の原因となっている微生物
口腔環境を侵すいや~な微生物たち・・・

歯周病の原因あるいは増長させる微生物には真菌(カビ)・細菌・原虫があります。
歯周病菌とはこれらの微生物のことを指し、患者様にわかりやすく伝えるための総称として用いられている言葉です。
ここで少し、歯周病の元となっている代表的な微生物を見てみましょう。

真菌(カビ)-歯周病の代表:カンジタアルビカンス
真菌:カンジタアルビカンス

カビはどんな人のお口の中にでもいます。空気中を漂っていますし、食物の中にも入っています。歯みがきをしていても磨きづらい部分に溜まって成長していきます。カビのため臭いがあり、ネバネバ感もあります。カビが成長すると歯ぐきに根をおろし、炎症を起こして簡単に出血するようになります。カビが根を下ろすときに酸を出し、知覚過敏を引き起こすこともわかってきています。

細菌-歯周病の代表:スピロヘータ
細菌:スピロヘータ

歯周病の代表格であるスピロヘータは本来お口の中にいてはいけない悪玉菌です。動きが速く、この菌が存在すると他の悪玉菌も増えてきます。
スピロヘータがいるということは現在歯周病が進行している状態か、将来的に歯周病が進行しやすい状態にあるといえます。逆にこの菌がいないと歯周病は進行しづらいことになります。

原虫-歯周病の代表:口腔トリコモナス・歯肉アメーバ

寄生性を持ち、また病原性を持つ単細胞の微生物のことを一般的には原虫と呼んでいます。歯周病に代表される原虫は人体寄生性のものが多く、性感染など人と人との接触で伝播すことがあります。
原虫に限ったことではありませんが、感染を考えた場合、歯周内科治療は生活を共にするパートナーと一緒に受けることが理想です。

原虫:口腔トリコモナス原虫:歯肉アメーバ
歯周内科治療による歯周病の改善例
位相差顕微鏡で見る歯周内科治療例
歯周内科治療例:初診時(治療開始日)
初診時(治療開始日)

カビ、歯周病菌が多数見られます。

歯周病といわれました。歯がグラグラして、噛むと痛いです。時々歯ぐきが腫れます。口臭もあります。(T_T)
歯周内科治療例:治療開始1週間後
治療開始1週間後

カビ、歯周病菌がほとんど見られなくなり、非常にきれいになった状態です。
本来の正常な細菌は残っています。

1週間で口臭、ネバネバ感が消失。出血なし。
歯周内科治療で期待できる効果
歯周内科治療で使うお薬

歯周内科治療で使用するお薬は抗菌剤(抗生物質)と抗真菌剤です。
これらの薬は内科ではごく普通に使われている一般的なお薬になります。
歯みがき剤は厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が含まれた医薬部外品を使用します。

内服薬(医療用医薬品)

口腔状態に応じて処方します。
歯周病嫌気性細菌に対して強い抗菌力を発揮する抗生物質で、細菌の蛋白質の合成を阻害することで、その増殖を抑えます(静菌作用)。
薬物自体が備えている食細胞を利用したドラック・デリバリー・システム(ファゴサイトデリバリー)により感染局所に集中して留まり、長期的に強い抗菌力を発揮します。

洗口剤(医療用医薬品)

真菌(カビ)を殺菌する抗真菌薬で、カビの細胞膜の働きを失わせる作用(抗真菌活性)があります。もともとは消化管のカンジダ増殖を抑える内服薬(抗生物質)です。
歯周内科治療では歯みがきをする時の洗口剤(うがい薬)として使用します。

歯周内科専用歯みがき剤-ペリオバスターN
歯周内科専用歯みがき剤(医薬部外品)

厚生労働省が許可した成分が含まれた医薬部外品の歯磨き剤で真菌(カビ)の除去を目的に使用します。

歯磨き剤の主成分はアロエやヨモギ、ヒノキ、人参、海藻といった天然成分です。

歯周内科治療 患者様1000人アンケート

国際歯周内科学研究会の1000人アンケートによると、歯周内科治療の効果は歯周病の自覚症状の強い方ほど、その効果を大きく実感されています。

歯周内科治療 患者様1000人アンケート「歯ぐきからの出血」歯周内科治療 患者様1000人アンケート「歯ぐきからの膿」
歯周内科治療 患者様1000人アンケート「朝起きた時のネバつき」歯周内科治療 患者様1000人アンケート「口臭」
ほかにも、たったの1週間でさまざまな症状の改善が見られています。
歯周内科治療 患者様アンケート「1週間で見られるさまざまな症状の改善」
歯周内科治療終了後に注意すべきこと

お口の中には700種類もの細菌が生息していると言われています。
その中で、スピロヘータなど病原性の高い細菌や真菌(カビ)が増加すると歯肉の炎症が始まります。
歯周病の原因は細菌にありますが、要因には細菌感染・体調管理・生活習慣なども関係してきますので、以下のことに十分注意しましょう。

歯みがきは単に磨けばよいというものではありません。義務みがきにならないように、正しく磨きましょう。
初診時に一緒に見たお口の中の微生物の映像はかなりショッキングかと思います。
始めて見た時の気持ちを忘れずに口腔ケアに努めましょう。
歯周病は感染症でもあるので、再感染に気をつけましょう。
特に性感染に気をつけましょう。
歯周病は生活習慣病の側面を持ちます。免疫力の低下は再感染の可能性を高めたり、すでに潜んでいる細菌の勢力を高めてしまいます。
生活習慣と体調管理には十分気をつけましょう。
タバコを吸うと歯肉の毛細血管が収縮して血行が悪くなります。
免疫系を正常に機能させるためにも、可能であれば禁煙しましょう。
入れ歯(義歯)にもかなりカビが付きます。
入れ歯を使用している方は毎日のお手入れをきとんとしましょう。
歯科医院でおこなうPMTCは専門家のおこなう専用機器を用いた歯と歯のまわりのクリーニングです。
定期健診にはきちんと通い、PMTCでお口の衛生環境を保ちましょう。

国際歯周内科学研究会
本HPでご案内している画像・記事の一部は、国際歯周内科学研究会 監修の患者様向け小冊子より、国際歯周内科学研究会の許可のもと転載しております。
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