
私たちが歯を失う原因として、最近の調査によると歯周病が41.8%、むし歯32.4%、その他が25.8%と、歯周病が原因で歯を失う方が最も多いと出ています。


歯周病は加齢にもよりますが原因として食事や歯磨き、過労、喫煙などの生活習慣と密接に関わり合っています。食生活の改善、禁煙、ストレス改善、充分な睡眠などに気をつけることが大切です。
大切な歯を失なう前に、歯肉からの出血や歯がぐらぐらする方はすぐに歯科医院に相談し診察してもらいましょう。

歯周病は歯周組織に起こる細菌が原因の感染症です。
お口の中には700種類以上もの細菌がいます。その中で歯周病の原因となる細菌は10種類以上にもおよぶと言われています。


歯周病菌はネバネバした物質を分泌しコロニーを作ります。コロニーは成長し、バイオフィルム(プラーク)となります。このバイオフィルムは歯周病菌にとっては要塞そのもので、表面には免疫細胞や抗菌物質をはねかえすバリアが張られています。
この中の強い毒素をだす細菌が繁殖し周りの歯肉を攻撃するようになり歯周炎を起こします。

歯周ポケットに潜りこんだバイオフィルムは普通の歯磨きでは落としきれません。
そのままにしておくと、歯周病菌の排泄物や死骸が石灰化して歯石になり、歯周ポケット内の歯面にこびり付きバイオフィルムの拡大を助けてしまいます。
こうなると、免疫細胞の出す酵素も効かず歯根膜は破壊され歯肉が後退し、歯を支えている歯槽骨までもが溶け始めてしまいます。
やがて、歯槽骨は歯を支えていることが困難になり歯が抜け落ちてしまいます。



お口の中を清潔に保つ意識がなによりも大切です!
歯周病はなかなか治すことのできない厄介な病気です。歯科医院と患者様が協力しあい、地道に努力して治す病気です。

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